台湾ロングステイ 体験談 

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地元大学の日本語科で「日本人と桜」というテーマで講義

機会を得て地元大学の日本語科で「日本人と桜」というテーマで講義した。(※講義の様子は下部の画像にてご覧ください)

 

この大学は、生徒数7千人程の総合大学でこの国では規模の大きい大学だそうである。

 

講義は、午前午後の二回行い午前は、日本語入門の課程、午後は日本語中級課程で、講義時間は90分となっていた。

 

日本語入門クラスの生徒は45名、中級クラスは20名足らずの少人数で既に2−3年の学習歴のある生徒が多く、日本語の水準も日常会話に十分な会話の実力を持っていた。

教室ではアーチと拍手で迎えていただき驚く

教室に着くなり、私の名前を書いた生徒手製の歓迎のアーチが教室の入り口に掲げられ歓迎の拍手で迎えられた。日本から来た高齢のロングステイヤーである私が、これほどの歓迎を受けるとは思いもよらなかった。

 

講義は、私のスピーチを、担当の蔡先生が逐次通訳で行い、すべてパワーポイントを使いながら進めた。

 

講義の前、通訳を介しての私の講義が生徒たちへ十分伝わるかということを少し心配していたが蔡先生の名通訳で講義はスムーズに進み、予定の80分ほどで講義を終了し、質疑応答に移った。

 

予定の90分の授業は、瞬く間に過ぎ、生徒たちの日本文化と日本語への熱い思いと学習意欲に驚いた。又学生に限らずこの国の若者達の日本への関心には胸を熱く、私たち日本人は彼らにどの様に応えるべきか改めて考えさせられた。

 

私は、北アメリカ諸国、ヨーロッパ各国に滞在し若者たちと交流してきたが、この国の学生、いや若者ほど日本人と日本文化を理解しようとしている青年には会ったことがない。

 

私の午前午後の講義を通し、教室内は、一人の居眠り学生も無く、学生たちは、皆、目を皿のようにして私の講義に集中し、中には私のスピーチを書き取っている学生も少なくなかったのには驚きであった。

 

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英語が必須でなければ日本語が第一外国語になるのでは・・・

授業が終わり蔡先生の力を借りながらの北京語の質疑応答に進んだが、テーマが、「桜と日本人」であった為か、日本の寺院や仏閣に話が及ぶことが多く、その都度話が、歴史に及んだ。

 

序ながら、この大学は、第一外国語は、英語で必修、日本語を含む他の外国語は、第二外国語としてそれぞれの学生が学んでいる。

 

講座担当の先生の話によると、学生達の日本語の人気は、予想以上に高く、受講者の数も多いそうである。

 

英語が必須科目で無ければ、恐らく他の言語を抜いて日本語科の学生数が第一位になるのではないかと担当の先生が話して居たのは印象的であった。

 

学生諸君に限らず、この国の多くの老若男女は、我々日本人と日本文化への思い、取り分け「日本語学習」の意欲の高さは、他の国では、見られないものがあり、我々日本人の胸を熱くさせられる。

 

ちなみに最近のこの国の世論調査によると、日本へ近親間を持っている若者は、七十数パーセントにも及び、更に高齢者も他国では見ることの出来ない高率となっている。

 

私たち日本人は、この国の人々に如何に応えるべきか、又今後の交流を如何に進めてゆくか、改めて考える必要性を痛感している。